アメリカの
CNET NEWSの14日のニュースによると、Twitterの最高執行責任者(COO)Dick Costolo氏が米国時間4月14日午後、同社開発者カンファレンスChirpで新規ビジネスモデルの話をした。
この新しいプログラムの特徴を「このプラットフォームにとって自然に発生したもので、まさに『Twitter的』なもの。 今後Twitter.comだけではなく、ツイートが表示されるあらゆるところで機能する収益化エンジン」を構築するらしい。
Twitterの新モデル「Promoted Tweets」は広告ではなくツイートだと主張しているが、検索でツイートを宣伝できるようにするというのは、やはり広告ではないでしょうか。企業はキーワードを選んで、、自社のアカウントの既存のツイートの中から、宣伝したいものを選択できるようになるというのが、今回のPromoted Tweetsのモデル。ユーザーはこのツイートへの返信や「リツイート」が可能で、お気に入りに加えることもできる。リアルタイム分析機能も追加される予定だそうだ。
企業が宣伝できるのは自社のツイートだけで、ユーザーのツイートを宣伝して、自社のメッセージを広めることはできない。それは、米連邦取引委員会(FTC)が禁止している「商業的占有」と見なされる可能性があるからだそうだ。
価格設定はまだ明らかにされていないが、最終的には、Twitterが「レゾナンス(反響)」と呼ぶものに基づいて設定されるのだろう。レゾナンスとは、返信、リツイート、閲覧数、クリックスルーをもとに、あるツイートが持つ影響を表すTwitter用語だ。Twitterはレゾナンスをどのように扱うのかをまだ決めていないが、Costolo氏は、このプログラムの実験段階が終われば、価格設定を行い、宣伝ツイートの料金は投資収益率ベースで決められるだろうと述べている。同氏は「反響のない宣伝ツイートは姿を消していくだろう」と話している。
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